【チェックリスト付き】固定費の見直し、何から始める?5人家族が効果の大きかった順に見直した手順

固定費の見直しをチェックリストで進める、ダイニングテーブルでチェックを入れながら微笑むお母さんのイラスト 家計管理・節約術

結論:固定費の見直しは「金額が大きい」×「変えやすい」ものから。まず1つだけで効果が出る

固定費の見直しは、一度やると、毎月ずっと効きます。何から始めるか迷ったら、まず、毎月の金額を書き出して、「金額が大きくて、手続きが少ないもの」から1つ選んでください。

実際、わが家は、携帯代(月8,830円の差)と、医療保険(月約7,800円)が、大きく効きました。

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ステップ1:固定費の見直しの前に、まず毎月の固定費を書き出す

見直す前に、毎月いくら払っているかを、書き出します。通帳、カードの明細、請求書を見ながら、5分でできます。

次の項目を、チェックしてみてください。

  • 携帯代(家族全員分)
  • ネット(光回線・Wi-Fi)、固定電話、テレビ
  • 電気代、ガス代、水道代
  • 保険料(医療保険、生命保険、自動車保険など)
  • 動画・音楽・アプリなどの定額サービス
  • 食材宅配や、生協などの定期的な支払い
  • 子どもの塾・習い事の月謝(年払いの分も、あわせて)

書き出したら、全国の平均と、見比べてみましょう。総務省の家計調査(2025年平均)では、二人以上の世帯の、1か月あたりの支出は、次のとおりです。

費目1か月の平均(円)
食料94,895
光熱・水道(電気代13,219、ガス代4,882、上下水道料5,067)24,547
通信11,672
保健医療15,863

ただし、この平均は、世帯の人数が2.87人の場合の数字です。5人家族のわが家とは、人数が違います。

そのため、平均より高いか低いかではなく、「自分の家で、金額が大きいのはどれか」を見つけるために使ってください。

ステップ2:固定費の見直しの順番を決める

順番は、「金額の大きさ」と「変えやすさ」で決めます。目安は、次のとおりです。

わが家は、できるところから、少しずつ進めてきました。

順番項目理由
1携帯代手続きは最初の1回だけ。毎月ずっと効く
2保険金額が大きい。ただし判断が重いので、家族と話し合って決める
3ネット・光熱費条件をそろえて比べる。調べた結果、変えないこともある
4食費時間がかかる。少しずつ、納得しながら進める

ステップ3:携帯代の見直し方

携帯代は、いちばん早く、はっきり効果が出ました。やることは、3つです。

  1. 今の料金と、実際に使っているデータ量を、確認する
  2. 家族ひとりひとりの使い方に合う、プランを選ぶ
  3. 乗り換えの手続きをする(最初の1回だけ)

わが家の場合:見直す前は、夫婦2人だけで、月14,000円ほどでした。今は、家族5人分で、月5,170円です。

つまり、差は月8,830円、1年にすると105,960円になります。娘と私は2年前に、夫は去年に、見直しました。

選び方や、乗り換えの手順は、こちらの記事にまとめています。

ドコモを使っている場合の乗り換えは、こちらにまとめています。

わが家が5年以上使っているのは、マイネオです。

mineo(マイネオ)

ステップ4:医療保険は、解約する前に5つ確認する

保険は、金額が大きい分、慎重に決めたい項目です。そのため、解約する前に、次の5つを確認してください。

  1. 今の保障の内容と、毎月の保険料
  2. 解約したときの返戻金(貯蓄型の場合)
  3. 公的な制度で、どこまで支えてもらえるか
  4. 足りない分を、貯金でどう備えるか
  5. 新しい保険に入る予定があるなら、先に新しい契約を成立させてから、解約する(保障が切れる期間を作らないため)

公的な制度:高額療養費制度

病院や薬局の窓口で払う金額が、1か月の上限を超えたとき、超えた分が戻ってくる制度です。

厚生労働省のページでは、2026年8月以降の例として、年収約370万円〜約510万円の70歳未満の人が、医療費100万円の治療を受けた場合、自己負担は約9.3万円までに抑えられる、と紹介されています。

数字が難しいので、かんたんな例にすると、こうなります。

  • 医療費の全体が、100万円かかった
  • 3割負担だと、窓口で払う金額は、30万円(計算上)
  • 上限が当てはまると、自己負担は約9.3万円まで
  • 差額の約20.7万円(30万円から9.3万円を引いた金額・計算上)は、制度で戻る、または、窓口で払わなくてよくなる

ただし、この例は、年収約370万円〜約510万円の人の場合です。年収や年齢が違うと、上限額は変わります。

なお、上限額は、年齢と所得で変わります。また、2026年8月から、月ごとの上限額の見直しと、年間の上限(8月から翌年7月)が、新しく始まりました。

自分の上限額は、加入している健康保険(協会けんぽ、健保組合、国保など)で、確認できます。

  • 差額ベッド代、入院時の食事代、先進医療の技術料などは、対象外
  • マイナ保険証を使うと、窓口の支払いを、上限額までにできる
  • 支払ったあとでも、受診した月の翌月から2年以内なら、請求できる

わが家が、貯蓄型の医療保険を解約した理由

わが家の場合:月に約7,800円を払っていた、貯蓄型の医療保険を、今年解約しました。解約すると、返戻金がプラスになることを確認しました。

つまり、入院などの費用は、公的な医療保険でまかない、それ以外は貯金で備えます。そのかわり、年に1回の人間ドック(約15,000円)は、続けています。

計算上は、保険料が年に約93,600円、人間ドックが約15,000円で、差し引き年に約78,600円です。そして夫も、返戻金がプラスになることを知りました。さらに、人間ドックのほうがトータルでプラスになることも知り、解約に納得してくれました。

保険は、家族の健康状態や、貯金の状況で、正しい判断が変わります。また、解約すると、同じ条件では入り直せないことがあります。

この記事は、わが家の判断の記録で、解約をすすめるものではありません。迷うときは、加入している保険会社や、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に、相談してください。

ステップ5:ネット・光熱費は、条件をそろえて比べる

ネットや光熱費は、会社を変える前に、まず「同じ条件」で、比べます。見るのは、次の点です。

  • 毎月の料金(キャンペーンが終わったあとの、通常の料金も)
  • 電話・テレビなどが、料金に入っているか
  • 工事費や、解約したときの費用
  • 住んでいる地域で、使えるか
  • スマホとのセット割があるか(スマホと光回線を、同じ系列にそろえると、割引になる場合があります)

わが家の場合:ネットは、EO光(戸建て用)です。電話とテレビとネットが入って、月7,000円弱です。

この1年以内に、ほかのサービスも調べ、電話でも確認して、そのままにすると決めました。マイネオとのセット割(eo×mineoセット割)も、適用されています。

光熱費は、大阪ガスで、電気とガスをセットにしています。

スマホとのセット割を、確認する

光回線とスマホを、同じ系列でそろえると、毎月の料金が割引になることがあります。わが家は、eo光とマイネオの「eo×mineoセット割」が、適用されています。

eo光の公式ページでは、次のように説明されています。

  • 割引は、eo光のネットサービスの月額料金から、月330円
  • 対象のマイネオのプランは、マイピタとマイそく(マイそくスーパーライトは、対象外)
  • eo光電話の契約は、いらない
  • 同じeoIDで申し込むと、自動で適用される。別々のeoIDの場合は、申請が必要
  • eo光かマイネオのどちらかを解約すると、セット割は終わる

たとえば、月330円を、1年にすると、3,960円になります(計算上)。小さな金額ですが、申し込みの手間は、一度だけです。

割引の条件や金額は、変わることがあります。申し込む前に、eo光の公式ページで、確認してください。

条件や申し込み方法を、もっと詳しくまとめた記事があります。

調べた結果、「変えない」と決めるのも、見直しの一つです。

ステップ6:食費は、1年かけて、納得できる形にする

食費は、なかなか見直せなかった項目です。とくに、宅配は便利です。

しかし、便利なものを手放すのは、気持ちの抵抗があります。

そこで、宅配をやめるのではなく、買う場所を、使い分けることにしました。

  • 生協でしか買えない物は、生協で
  • それ以外は、安いお店で
  • 野菜の値段など、細かいことを比べて、少しずつ変える

わが家の場合:納得するまで、1年ほどかかりました。今は、上手に使い分けられるようになりました。

宅配の料金を、自分の家の食費と比べたい人は、ヨシケイのお試し5daysを、1食あたりに直した記事も参考にしてください。

まず1つだけ、見直すための3ステップ

  1. 固定費を、書き出す(5分)。通帳や明細を見ながら
  2. いちばん金額が大きくて、手続きが少ないものを、1つ選ぶ
  3. 選んだものについて、今の契約内容を確認する(携帯代なら、今のプランと、使っているデータ量)

ですから、全部を一度に変えなくて、大丈夫です。わが家も、携帯代、保険、食費と、1つずつ進めてきました。

子どもの塾・習い事のように、月謝と年払いが混ざるお金の整理は、教育費の見える化の記事にまとめています。

入学や進学のときの教育費を、いつ、いくら準備するかは、教育費の積立の記事にまとめています。

まとめ:固定費は、毎月ずっと効く。まず1つ、見直してみよう

ポイントや、ちょっとした工夫も、楽しいです。ただ、家計を大きく変えてくれるのは、毎月かかる固定費の見直しです。

まず、書き出して、1つ選ぶところから、始めてみてください。

出典:総務省統計局「家計調査(2025年平均)」、厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」(2026年7月31日更新)、生命保険文化センター「高額療養費制度について知りたい」(2026年8月12日更新)、eo光公式ページ「eo光とスマホのセット契約」(2025年10月31日更新)。制度や金額は、変わることがあります。

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