【学資保険は解約していい?】入って、やめて、ジュニアNISAで目標の160万円を用意した、わが家の判断

学資保険の解約を考える、ノートに書き込みながら電卓を使う手元と、貯金箱や封筒を上から見たイラスト 家計管理・節約術

学資保険の解約は、「いくら戻るか」と「代わりにどう用意するか」を確かめたうえなら、選べる道の一つです。

わが家は、次女と三女の学資保険を2022年に解約しました。そして、受け取る予定だった160万円と同じ額を、ジュニアNISAで用意しました。

この記事は、わが家の判断の記録で、解約をすすめるものではありません。

学資保険に入ったけれど、このまま続けていいのかな。

途中でやめると損をすると聞くと、迷いますよね。

この記事では、わが家が学資保険の解約を決めた理由と、解約の前に確認したことを紹介します。

わが家は、高校2年生の長女、中学1年生の次女、小学5年生の三女の、5人家族です。

わが家の学資保険は、どんなプランだった?

次女と三女は、生まれたときに学資保険に入りました。

どちらも、月に約7,000円を払って、18歳から4年間で合計160万円を受け取るタイプです。

次女三女
生まれた年2013年2015年
月の保険料約7,000円約7,000円
受け取る予定合計160万円(18歳から4年間)合計160万円(18歳から4年間)
解約した時期2022年の秋2022年の秋
払い込んだ期間約9年約7年
払い込んだ額(計算上)約75.6万円約58.8万円

払い込んだ額は、「7,000円×12か月×年数」の計算です。プランの内容は、わが家の記憶をもとに書いています。

学資保険の解約を決めた理由は?

解約したときに戻ってくるお金(解約返戻金)は、払った額より少なかったと思います。

それでも解約を選べたのは、目標額がはっきりしていたからです。

目標は、学資保険で受け取る予定だった160万円でした。

解約返戻金に、毎月ためていた児童手当などの現金を足すと、ちょうど160万円になりました。

これなら、ジュニアNISAを使ってみてもいいかな、と思ったのが決め手です。

わが家の場合:払った額より少ない返戻金でも、「目標額の160万円が、ほかの方法で用意できる」と考えて、解約しました。

当時の児童手当は、次女が月10,000円、三女が月15,000円でした(わが家の記憶です)。

国の制度では、2024年9月までは、3歳未満が月15,000円、3歳から小学校修了前が月10,000円(第3子以降は月15,000円)でした。中学生は月10,000円です。所得が基準以上のときは、一律で月5,000円(特例給付)でした。

満額で計算すると、2022年の秋までにもらえた児童手当は、次女も三女も、約126万円ぶんです(計算上)。

次女は「15,000円×36か月+10,000円×72か月」、三女は「15,000円×36か月+15,000円×48か月」です。

実際にもらえる額は、家庭の所得で変わります。2024年10月から、制度も変わっています。自分の家の金額は、通帳の振込で確かめてください。

出典:こども家庭庁「児童手当制度の概要」(2023年9月)、こども家庭庁「児童手当制度のご案内」(2026年10月27日に確認)

解約の前に、確認する5つのこと

わが家が、解約の前に確認したのは、次の5つです。

  1. 今解約したら、いくら戻るか(解約返戻金)
  2. 続けたら、いくら受け取れるか(満期や進学のときの受取額)
  3. 払い込みが、あと何年残っているか
  4. 解約したあと、代わりにどう目標額を用意するか
  5. 夫婦や家族で、同じ考えか

1と2は、保険会社の契約書類やマイページ、窓口で確認できます。解約を決める前に、「今、いくら戻るか」を聞くだけなら、契約はそのまま続きます。

4が、いちばん大事です。解約して終わりではなく、目標額をどう用意するかまで決めておかないと、教育費の山で困ってしまいます。

目標額の決め方は、教育費の積立の記事にまとめています。

学資保険の解約のあと、ジュニアNISAで160万円を用意した

わが家は、2022年12月と2023年1月の2回に分けて、次女と三女それぞれ、ジュニアNISAに入れました。

ジュニアNISAは、子どもの名義で使う、非課税の制度です。1人あたりの年間の枠は、80万円でした。

そこで、2022年分の80万円と、2023年分の80万円を、1人ずつ使いました。1人あたり、合計160万円です。

ジュニアNISAは、2023年で新しい投資ができなくなりました。金融庁の案内では、それまでに投資した分は、18歳になるまで非課税で持てます。2024年以降は、年齢や理由に関係なく、非課税で払い出せます(一部だけの払い出しはできません)。

出典:金融庁「ジュニアNISA」、日本証券業協会「2023年までのジュニアNISAについて」(2026年10月26日に確認)

今から始める場合は、2027年1月から、0歳から17歳までのNISAが始まる予定です(「こどもNISA」と呼ばれています)。くわしくは、教育費の積立の記事に書きました。

ここに書いたのは、わが家の判断で、すすめるものではありません。

学資保険は、途中で解約すると、払った額より少ない金額しか戻らないことがあります。金額は、契約によって違います。解約すると、同じ条件では入り直せないことがあります。

NISAは値動きがあり、元本を下回ることがあります。将来の成績は、約束されていません。使う時期が決まっているお金は、その時期に間に合うかを考えておく必要があります。

迷うときは、保険会社や証券会社の窓口、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談してください。今は、オンラインで相談できる窓口もあります。

解約を決める前に、まずやる3つ

  • 入っている学資保険の「受け取る予定の額」と「払い込みの残り」を、書き出す
  • 保険会社に、「今解約したら、いくら戻るか」を聞く(聞くだけで、解約はしない)
  • 目標額と、いつ必要かを、年表にしてみる

全部を一度に決めなくて、大丈夫です。まずは、数字を書き出すところから始めてみてください。

わが家の判断が、迷っている人の、考える材料の一つになればうれしいです。

子どもの塾や習い事のお金の整理は、教育費の見える化の記事にまとめています。

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