結論:固定費の見直しは「金額が大きい」×「変えやすい」ものから。まず1つだけで効果が出る
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ステップ1:固定費の見直しの前に、まず毎月の固定費を書き出す
見直す前に、毎月いくら払っているかを、書き出します。通帳、カードの明細、請求書を見ながら、5分でできます。
次の項目を、チェックしてみてください。
- 携帯代(家族全員分)
- ネット(光回線・Wi-Fi)、固定電話、テレビ
- 電気代、ガス代、水道代
- 保険料(医療保険、生命保険、自動車保険など)
- 動画・音楽・アプリなどの定額サービス
- 食材宅配や、生協などの定期的な支払い
- 子どもの塾・習い事の月謝(年払いの分も、あわせて)
書き出したら、全国の平均と、見比べてみましょう。総務省の家計調査(2025年平均)では、二人以上の世帯の、1か月あたりの支出は、次のとおりです。
| 費目 | 1か月の平均(円) |
|---|---|
| 食料 | 94,895 |
| 光熱・水道(電気代13,219、ガス代4,882、上下水道料5,067) | 24,547 |
| 通信 | 11,672 |
| 保健医療 | 15,863 |
ただし、この平均は、世帯の人数が2.87人の場合の数字です。5人家族のわが家とは、人数が違います。
そのため、平均より高いか低いかではなく、「自分の家で、金額が大きいのはどれか」を見つけるために使ってください。
ステップ2:固定費の見直しの順番を決める
順番は、「金額の大きさ」と「変えやすさ」で決めます。目安は、次のとおりです。
わが家は、できるところから、少しずつ進めてきました。
| 順番 | 項目 | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | 携帯代 | 手続きは最初の1回だけ。毎月ずっと効く |
| 2 | 保険 | 金額が大きい。ただし判断が重いので、家族と話し合って決める |
| 3 | ネット・光熱費 | 条件をそろえて比べる。調べた結果、変えないこともある |
| 4 | 食費 | 時間がかかる。少しずつ、納得しながら進める |
ステップ3:携帯代の見直し方
携帯代は、いちばん早く、はっきり効果が出ました。やることは、3つです。
- 今の料金と、実際に使っているデータ量を、確認する
- 家族ひとりひとりの使い方に合う、プランを選ぶ
- 乗り換えの手続きをする(最初の1回だけ)
選び方や、乗り換えの手順は、こちらの記事にまとめています。



ドコモを使っている場合の乗り換えは、こちらにまとめています。
わが家が5年以上使っているのは、マイネオです。
ステップ4:医療保険は、解約する前に5つ確認する
保険は、金額が大きい分、慎重に決めたい項目です。そのため、解約する前に、次の5つを確認してください。
- 今の保障の内容と、毎月の保険料
- 解約したときの返戻金(貯蓄型の場合)
- 公的な制度で、どこまで支えてもらえるか
- 足りない分を、貯金でどう備えるか
- 新しい保険に入る予定があるなら、先に新しい契約を成立させてから、解約する(保障が切れる期間を作らないため)
公的な制度:高額療養費制度
病院や薬局の窓口で払う金額が、1か月の上限を超えたとき、超えた分が戻ってくる制度です。
厚生労働省のページでは、2026年8月以降の例として、年収約370万円〜約510万円の70歳未満の人が、医療費100万円の治療を受けた場合、自己負担は約9.3万円までに抑えられる、と紹介されています。
数字が難しいので、かんたんな例にすると、こうなります。
- 医療費の全体が、100万円かかった
- 3割負担だと、窓口で払う金額は、30万円(計算上)
- 上限が当てはまると、自己負担は約9.3万円まで
- 差額の約20.7万円(30万円から9.3万円を引いた金額・計算上)は、制度で戻る、または、窓口で払わなくてよくなる
ただし、この例は、年収約370万円〜約510万円の人の場合です。年収や年齢が違うと、上限額は変わります。
なお、上限額は、年齢と所得で変わります。また、2026年8月から、月ごとの上限額の見直しと、年間の上限(8月から翌年7月)が、新しく始まりました。
自分の上限額は、加入している健康保険(協会けんぽ、健保組合、国保など)で、確認できます。
- 差額ベッド代、入院時の食事代、先進医療の技術料などは、対象外
- マイナ保険証を使うと、窓口の支払いを、上限額までにできる
- 支払ったあとでも、受診した月の翌月から2年以内なら、請求できる
わが家が、貯蓄型の医療保険を解約した理由
計算上は、保険料が年に約93,600円、人間ドックが約15,000円で、差し引き年に約78,600円です。そして夫も、返戻金がプラスになることを知りました。さらに、人間ドックのほうがトータルでプラスになることも知り、解約に納得してくれました。
ステップ5:ネット・光熱費は、条件をそろえて比べる
ネットや光熱費は、会社を変える前に、まず「同じ条件」で、比べます。見るのは、次の点です。
- 毎月の料金(キャンペーンが終わったあとの、通常の料金も)
- 電話・テレビなどが、料金に入っているか
- 工事費や、解約したときの費用
- 住んでいる地域で、使えるか
- スマホとのセット割があるか(スマホと光回線を、同じ系列にそろえると、割引になる場合があります)
スマホとのセット割を、確認する
光回線とスマホを、同じ系列でそろえると、毎月の料金が割引になることがあります。わが家は、eo光とマイネオの「eo×mineoセット割」が、適用されています。
eo光の公式ページでは、次のように説明されています。
- 割引は、eo光のネットサービスの月額料金から、月330円
- 対象のマイネオのプランは、マイピタとマイそく(マイそくスーパーライトは、対象外)
- eo光電話の契約は、いらない
- 同じeoIDで申し込むと、自動で適用される。別々のeoIDの場合は、申請が必要
- eo光かマイネオのどちらかを解約すると、セット割は終わる
たとえば、月330円を、1年にすると、3,960円になります(計算上)。小さな金額ですが、申し込みの手間は、一度だけです。
条件や申し込み方法を、もっと詳しくまとめた記事があります。
調べた結果、「変えない」と決めるのも、見直しの一つです。
ステップ6:食費は、1年かけて、納得できる形にする
食費は、なかなか見直せなかった項目です。とくに、宅配は便利です。
しかし、便利なものを手放すのは、気持ちの抵抗があります。
そこで、宅配をやめるのではなく、買う場所を、使い分けることにしました。
- 生協でしか買えない物は、生協で
- それ以外は、安いお店で
- 野菜の値段など、細かいことを比べて、少しずつ変える
宅配の料金を、自分の家の食費と比べたい人は、ヨシケイのお試し5daysを、1食あたりに直した記事も参考にしてください。
まず1つだけ、見直すための3ステップ
- 固定費を、書き出す(5分)。通帳や明細を見ながら
- いちばん金額が大きくて、手続きが少ないものを、1つ選ぶ
- 選んだものについて、今の契約内容を確認する(携帯代なら、今のプランと、使っているデータ量)
ですから、全部を一度に変えなくて、大丈夫です。わが家も、携帯代、保険、食費と、1つずつ進めてきました。
子どもの塾・習い事のように、月謝と年払いが混ざるお金の整理は、教育費の見える化の記事にまとめています。
入学や進学のときの教育費を、いつ、いくら準備するかは、教育費の積立の記事にまとめています。
まとめ:固定費は、毎月ずっと効く。まず1つ、見直してみよう
ポイントや、ちょっとした工夫も、楽しいです。ただ、家計を大きく変えてくれるのは、毎月かかる固定費の見直しです。
まず、書き出して、1つ選ぶところから、始めてみてください。
出典:総務省統計局「家計調査(2025年平均)」、厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」(2026年7月31日更新)、生命保険文化センター「高額療養費制度について知りたい」(2026年8月12日更新)、eo光公式ページ「eo光とスマホのセット契約」(2025年10月31日更新)。制度や金額は、変わることがあります。






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